1か月ほど前に260円以下のコミック半額セールで訪問した店舗に行ってきました。前回は苦い経験をしたため、今回はその反省を活かした立ち回りをしましたが、今回は今まで見たこともないモンスタークラスのセット本せどりをされている方に遭遇しました。私はまだまだ下の下ですが、上には上がいました。
前回の苦い経験
前回の訪問時は11時頃に到着しましたが、すでに2カゴいっぱいにしている方がいました。当然、すべての狙いが被るわけではないので、それなりに仕入れることができましたが、やはり、1時間の差は大きく、自宅から1時間かけて来た店舗でもあり、非常に悔しい思いをしました。別の店舗では1時間程度の出遅れでは、もっと言えば半日レベルでも全く問題なかったのですが、このお店は違いました。次回以降は、同じ轍は踏まないことを誓い、店を後にしました。
今回こそは
そして今回です。前回の反省を踏まえ、10時ピッタリに到着しました。漫画コーナーに到着しましたが、ライバルはまだひとりもいません。まずは第一関門クリアです。ただし、10時ピッタリに現れなくとも、すぐに現れるだろうということで、普段であれば、文庫の棚からじっくり見て回るところですが、全体を巡回して、確実に確保したいものから順に取る作戦で仕入れを開始しました。店内を1周し、1カゴほど確保し、文庫漫画コーナーからじっくり攻めることにしました。この時点でライバルの姿はなく、今回はラッキー!と思っていました。
私が文庫漫画コーナーで腰を据えて仕入れを開始すると、大きなカートを漫画コーナーに横付けする方が現れました。私が文庫を終えて、青年漫画に移ろうとするころには、その方はあれよあれよと4カゴをパンパンにし、慣れた動きで6カゴをパンパンにしました。圧巻の一言でした。
上には上がいました。
推測される手法
その方は260円以下半額セールは、売れる商品の基礎部分をごっそり取りに来る手法だと推測されます。ひとまず抜け巻は気にせず、安く仕入れができるこの機会に利益が取れる商品であれば、何セットでも作りに行こうという感じでした。同じタイトルでも、どんどん仕入れていくという感じでした。また、少巻漫画や10巻完結程度のコミックには手を出さず、長編セットで利幅が大きいものを拾いに行っている感じでした。ワンピースなども同じ巻を複数巻仕入れていました。
あれだけ仕入れると自宅はどうなっているのか見てみたいですが、もしかしたら、事務所や倉庫を借りているレベルなのかもしれません。また、タイトルはそこまで広げている感じはなく、少女漫画だけでなく、文庫漫画もほとんどタッチしていませんでした。文庫などは完結して揃っているものがあれば触るということなのだと推測されます。
その他のライバル
私は10時40分ごろには会計をし、その方も私の後ろに並んでいました。私よりも遅れてきたはずなのに、最終的には8カゴを持って列に並んでいらっしゃいました。仕入れる数もスピードも凄まじいものがあり、これがプロなんだなと感心させられました。どんな世界でもすごい仕事をする方はカッコいいです。結局、私が会計をする頃にはせどりをしているらしき方は6名ほどいらっしゃいました。その他の方よりは早く来たアドバンテージもあり、仕入れることができましたが、負けた感が強く残った仕入れでした。