本ブログではせどり開始初期については、10巻以下で完結する漫画を中心に取り扱うことをおすすめしています。ワンピースや名探偵コナンなど、ビッグタイトルは売れるスピードが速く、利益を取ることもできますが、 いずれも発行巻数は90巻は超えるため 、揃えるまでに時間がかかります。当然その間、FBAへの納品はできませんので、資金回収ができなくなってしまいます。資金回収ができなくなってしまえば、資金ショートが生じる可能性が出てきます。初期の段階では、費用も潤沢にあるわけでは無いので、リスクを最小化する観点で長編セットはおすすめしていません。一方、10巻以下で完結する少巻漫画セットであれば、簡単に集めることができます。簡単に集めることができるということは直ぐに納品し、商品化し、資金回収ができるということになります。少巻漫画セットの取り組み方法は以下の通りです。
ワンピースや名探偵コナンをおすすめしない理由
「資金力がつくまでは」おすすめしません。なぜなら、全巻揃うまでFBAに納品できないからです。セット本は全巻揃って初めて一つの商品として完成します。それまでは、資金を圧迫するだけの存在です。それゆえ、揃えるまでに時間がかかってしまう長編セットはおすすめしません。また、いずれも、完結していないというとろこもマイナスポイントです。Amazonでのカタログの形態によりますが、新刊が出ると、それまでのカタログはガクッと売れにくくなってしまいます。当然後から新刊をFBAへあとから追加納品することもできません。基本的には直ぐに売れるものと思いますが、やはりここはデメリットになります。また、最初は事務所や倉庫を借りることなく自宅を利用すると思いますが、仕掛品が多くなると自宅スペースでは入りきらなくなるということも発生します。そのため、コンパクトな少巻完結セットをおすすめしています。
10巻以下の少巻完結セットをおすすめする理由
集めるまでのスピードが圧倒的に早いということが理由です。上記の通り、セット本は揃えることで商品として成立します。集めるまでのスピードが速いということは商品化までの時間が短く済むということであり、キャッシュフローを効率的に回していくのに有利となります。
メインは4巻~5巻程度のセット
実際は、10巻完結よりも、4巻完結や5巻完結などが圧倒的に多いです。内容的にダラダラせず、名作と言われる作品が多いため、ニーズが高いという特徴もあります。5巻完結程度であれば、5巻すべてがそのまま100円棚に並んでいることも珍しくありません。ごっそり棚から抜いて、そのまま納品できるので、商品化までの時間も非常に速いことがわかります。良く仕入れるタイトルでいえば、「ストレッチ」「蜜の島」「アドルフに告ぐ」などです。
アドルフに告ぐ全5巻(文庫)
全4巻の文庫新装版もありますが、100円で4巻揃えるのが困難なので、全5巻をお勧めします。非常に面白い漫画なので、読まないことをおすすめします。私は学生時代に読んで、こういうタイプの面白い漫画があるんだと知りました。手塚治虫の名作です。
文庫に始まり、ハードカバー、コミック版様々な形態で販売されています。上記の全4巻セットの文庫以外は利益が取れる場合が多いです。
パイアップルARMY全6巻(文庫)
MONSTERの浦沢直樹の名作です。安定的に売れます。コミック版も人気です。
【セット本せどり】漫画セット本せどりのすすめ