前回計測した時点での在庫在庫回転率は0.8%
せどりの在庫回転率は扱う商材にもよりますが、1%~2%と言われています。この0.8%は悪いと言わざるを得ません。今は、副業のため利益を生活費などに充てる必要がないので、利益は再投資していくつもりでいます。それゆえ、お金が残る実感がないのだと思っていました。しかし在庫回転率の悪さが原因で、売れているのに、利益が出ている実感がないという状況に陥っていたと考えられます。在庫回転率が悪いとキャッシュフローが悪くなり、資金がショートする恐れが出てきます。私の場合はこの辺は今のところ問題なさそうですが、在庫回転率が悪いということは資金が回転していないということであり、せどりの儲けの肝である資金を回して雪だるま式にお金を増やしていく構造を構築できていないことになります。すなわち、儲からない構造になっているということです。
在庫回転率1.2%まで改善
在庫回転率は1.2%まで改善しました。0.8%は7月12日時点のデータであり、その後の改善策のみで、この数値になったとは考えていません。これまで少しずつ取り組んできたポートフォリオの変化による結果が出始めたというところだと思っています。私の商材構成はセット本が主体です。セット本は回転良いものもありますが、利益が出ればよいという観点で、ランキングが低いものもの仕入れています。長い目で見れば回収できますが、短期的にはあまり良い状態ではありません。少なくとも長期で回収する商材と短期で回転を重視して回収する商材をバランスよく組み合わせる必要があります。
そのため、5月から、中国輸入の取組をスタートさせ、本格的に販売が始まったのが7月からです。安定的に販売できており、在庫回転率に良い影響を出せているものと思います。また、ドン・キホーテせどりや家電量販店での日用品せどりにより、在庫の回転率が向上したものと思われます。また、意外と回転率が良いのが、ガンプラです。ガンプラの新品はほとんどが1か月以内に売れていきますので、今回の回転率上昇にはかなり影響を与えたと考えられます。
価格の見直し
0.8%という結果を受けて、全在庫の価格の改定を行いました。価格改定ソフトのプライスターを導入していますが、やはり時々メンテナンスが必要です。赤字ストッパーを活用していますが、プライスターであれば、赤字ストッパーで価格が止まっているもののみを抽出できるので、まずは、詳細検索で絞り込んだうえで、価格改定を行いました。ほかにも戦略的に高めな値段設定をしていたものの値段を少し下げるなど在庫回転率の上昇に向け作業を行いました。最終的には、すべての商品の価格をチェックし、修正を行いました。
入金ベースでは約10万円増加
プライムデーで売り上げが伸びた影響もありますが、入金ベースで約10万円増加しました。次回の入金もほぼ同額となる見込みで推移しています。この入金ペースを維持できれば、ある程度の利益が確保できます。これまで赤字ではないもの、利益がしっかりと出ている印象はなく、在庫が増やせていることで入金期待値を積み上げているという風に考えていました。記載の通り、このペースを維持し、実額での利益を出し、再投資により、仕入れ、利益を拡大させていきたいと思います。8月でボーナス払いしていたものがすべてなくなり、次月以降、入金とクレジットカードの差額が実際の利益となります。
在庫回転率の次なる目標は1.5%
売上、利益拡大に向け、在庫回転率は1.5%を目指します。直近の仕入れでは、これまで以上にランキングにこだわった仕入れをするようにしています。これまではランキングや回転率よりも利益額に重きを置いていましたが、考えを改めました。