モノの価値は需要と供給できまります。簡単に入手できないフィギュアの値段が上がり、入手困難な嵐のコンサートチケットも一時は異常な値段で取引されていたようです。私は、まさかシャンプーやリンスまでそのようなことになっているとは思いませんでした。いわゆる廃盤品せどりです。本日、ヤマダ電機に行ってみました。お目当ては、値下げされているおもちゃだったのですが、ふと廃盤の日用品のことも思い出しリサーチしてみました。
廃盤へルビ恐るべし
かつてヘルス&ビューティーというカテゴリーで売られていたため、略して「へルビ」と呼ばれているそうです。リサーチ方法は簡単です。値札に「E」のマークがついているものを片っ端からリサーチするだけです。時間がなかったため、10分ほど見つけた「E」マークをリサーチしただけですが、かなりおいしい商品が眠っていました。時間もなく、ライバルもいなさそうなので、そのままにして、平日にでも刈り取りに行きたいと思います。
毎日使ってきたものだからこそ
毎日使う日用品。毎日使ってきたということは、毎日使いたいと思える理由があったからで、気に入っていた商品であると言えます。もし、そのお気に入りの商品が廃盤になり、店頭から消えてしまったとすると、ユーザーはうろたえますよね。そうなると定価を超えていたとしても欲しいと考えものです。
簡単かつまとまった仕入れが可能
「E」マークをリサーチして、仕入れを行います。廃盤品ですので、大量に在庫があるとは思えませんが、10個単位レベルであれば、在庫がある可能性があります。来週の訪問時には是非店頭に出ていない在庫がないかも確認してみたいと思います。
ロングテール戦略と実店舗
Amazonのロングテール戦略の時にも書きましたが、店舗の場合は廃盤商品のようなニッチな方に人気の商品は邪魔な存在です。限りある店舗スペースを効率的に利用するためには、できるだけ多くの方に支持されている超優良銘柄のみを店頭には並べたいわけです。すなわち、邪魔な存在である廃盤商品は安売りしてでも売り切ってしまいたい存在です。
一方、我々にとっては
廃盤商品になったことで、Amazonでは値上がりしている商品を安く仕入れられる。安く仕入れて、Amazonに供給することで、通常の店舗では見つけることができない廃盤商品をお客さまに届けることができる。我々もも売ることができて、お客さまにも喜んでもらえる。こんなに素晴らしいことはないです。店舗にとっても、早く売り切りたい商品をまとめ買いしてもらうことにはメリットがあります。まさに三方良しですね。
早速仕入れをしてきました
「E」マークを中心に見るとそれなりに仕入れることができました。また、ワゴンにもおそらく廃盤商品であろうものがあり、ワゴンからも仕入れることができました。実際に取り組んでみた感想としては、まずは、日用品系のワゴンを一通り見合た後、通常の棚の「E」マークを見ていくのが効率的かと思います。
結果
当時の定価の3倍程度になっている商品も平気で売れていくことに驚きました。確かに使い慣れた商品を使い続けたいというニーズは強いものがあります。仕入れた商品は女性用の商品がほとんどですが、女性の美に対する意識には感動させられますね。今後も積極的に取り組んでいきたいと思います。
これは、勝手な想像ですが、廃盤商品の在庫を抱えて困っている卸問屋などはないのでしょうか?このような卸問屋から廃盤商品を集中的に仕入れられれば、それなりに勝機がありそうな気がします。少し考えてみて、実践したら、別記事で報告させていただきます。