ブックオフの値札にはいろいろな情報が詰まっています。私は今回お伝えするお話を知ってから、かなり効率的にセット本せどりができるようになりました。重要なお話ですので、是非読んでみて下さい。
色の違いを知る
あまり知っても意味ないですし、私は気にしていませんが、念のため。赤(10-12月)、青(7-9月)、緑(4-6月)、黒(1-3月)にシールを貼ったという意味です。お店としては、いつごろから売れていないのか管理ができるため、ところてんをするときなどに、「赤シールは全部ところてんでいいよ」みたいな会話がなされています。
仕入れした時期と重なっている時期の本を検索した方が、買取がされたばかりでネット価格との差がある本に遭遇する可能性が高いため、優先的にリサーチするべきという話もありますが、その時間があるなら、バーコードで調べてしまった方が速いと考えます。
単品管理の値札を知る
こちらは重要です。とくにセット本せどりを効率的に行うことができます。
まず、下記の画像の赤い〇の「5」はこの漫画が5巻セットであることを示しています。一方で、青い〇の「4」はこの本が4巻であることを示しています。すなわち、5巻セットの4巻目であることがわかります。
さらに重要なのは下記の画像の赤い〇の「完」です。これで、この漫画が5巻セットの本で最終巻も揃っていることがわかります。他の記事で最終巻が重要であることを書きました通り、最終巻が集まらないことが多々あります。そのため、このセット本に利益が出るのであれば、他の巻がなくても仕掛として仕入れてもよろしいかと思います。
実際のセット本の探し方
私は文庫の漫画本の棚では、利益が出ると知っている本以外は、ある程度まとまって並んでいる漫画を中心にリサーチをしていきます。その際、スマホを開く前に、そこにある漫画の最後の巻の単品管理シールを確認し何巻セットなのか?最終巻があるか?を確認しています。そうすることで、不要なリサーチを避けることができる場合があります。これは当然ながら、文庫漫画以外でも活用できる方法ですので是非試してみて下さい。
文字で読むよりも実践でやってみると非常に有効であることがわかりますので、是非実践してみて下さい。
最終巻は高値で取引されている場合が多い
下記のリンクに詳しく記載をしていますので、是非お読みいただきたいですが、この方法で最終巻を一瞬で把握することで、数百円程度ですがバーコードを使わずに数百円の利益商品を簡単に見つけることができます。
白ラベルはチェック
単品管理ラベルは上記の通り、通常バーコードや商品情報が記載されていますが、バーコードなどの情報がなく、値段のみが記載されたラベルが貼られていることがあります。私はこれを「白ラベル」と呼んでいますが、白ラベルを発見した場合はチャンスです。おそらく、ブックオフのデータベースに当該商品がないため、バーコードなどの情報が印字されないのだと思われます。データベースに情報がないと何が起きるかというと適当に値付けするようなケースが出てくると考えられるわけです。
きちんとした従業員であれば、会社の利益を考えて、インターネットで相場を調べるなどの対応をするのが自然かと思いますが、ブックオフにはきちんとした従業員はいません。皆さんが働いていらっしゃる会社の従業員さんよりもかなり程度が低いです。そうなると、適当に雰囲気で値付けをしてしまうのです。
適当に雰囲気で値付けをするので、相場から大きく離れた値付けとなっていることが多々あります。それは高すぎる場合もあれば、安すぎる場合もあるのです。是非、白ラベルを発見されたらリサーチしてみてください。なお、商品自体にバーコードが無い商品は白ラベルになる傾向が高いですが、バーコードがある商品であっても、白ラベルとなっているケースがあります。