【セット本せどり】セット本の仕入れ基準

セット本の仕入れを行う際の流れご説明いたします。基本的な流れは、Amazonで同コンディションの販売価格を確認し、手数料シミュレーションをします。利益が出る水準であれば、モノレートを確認します。以下に詳細をご説明いたしますので、ご覧ください。

同コンディションの価格の確認

Amazonの商品登録から同コンディションのライバルの販売価格を確認します。基本的には、同コンディションの最低販売価格に合わせるのがセオリーです。ただし、最低販売価格の出品者が1名かつ、小規模事業者であると推測される場合には、その品物が売れる前提で販売価格を設定することもあります。ライバル出品者が明らかに安すぎる価格を設定していてすぐに売れてしまうことが推測される場合も同様に考えてもよいものと思います。小規模事業者ではないと判断する目安は評価が1000を超えるような事業者やブックオフや古本市場などのが出品している場合です。この場合、在庫が複数あることが考えられるため、売れるのを待つのではなく、価格を合わせて対抗します。

同コンディションの価格の確認の際の注意点

付属品があるカタログについては、付属品が欠品している場合、「可」で出品する必要がありますので注意が必要です。たとえば、専用BOXがあるカタログなどがこれに該当します。

コンディションガイドラインを確認すると理解できますが、Amazonにおける「可」はかなり幅が広いです。はっきり言えば、どんな状態でも「可」とすれば販売できてしまいます。カバーがビリビリに破れていても、書き込みだらけだったとしても。そのため、「可」は売れにくいです。売れにくいため、ガイドラインを無視して、付属品が欠品しているにも関わらず、「良い」「非常に良い」を選択している出品者が散見されます。私はこんなしょうもないことで足をすくわれたくないので、目先の利益に囚われることなくコンディションガイドライン遵守しています。付属品が欠品していれば、「可」です。

手数料シミュレーション

商品登録画面で手数料シミュレーションを行うことができますので、利益が出る水準であるかを確認します。

モノレート

セット本仕入れにおいては、ランキングはあまり気にする必要はありません。全く売れていないものは仕入れるべきではありませんが、安定的に売れているものであれば、月1回程度の販売実績でも仕入れてしまって問題ないと考えています。当然ながら、すべての仕入れ商品が月1回程度しか売れない商品となってしまうと、利益率は高いかもしれませんが、キャッシュフローが崩壊する可能性があります。クレジットカードで仕入れているのであれば、支払期日までに資金が回収できないということが発生してしまいます。

高回転で利益薄の商品と低回転だけれども高利益が見込める商品の両方をバランスよく仕入れる必要があります。セット本だけでなく、日用品や中国輸入品など高回転の商品を多くするポートフォリオになってきたら、セット本は低回転で高利益の商品の割合を高めていくなどの戦略変更も可能です。

【せどりのバランス】販売ポートフォリオの変化による売上&利益と精神的安定

 

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