閉店セールといいつつ、近くに新しい店舗ができるのでお引越しというタイプの閉店セールです。それでも、閉店セールは閉店セールです。当然行ってきましたので報告いたします。
お引越しタイプの閉店セールでも安くするわけ
エディオンのように複数の店舗がある企業であれば、閉店セールとは言え、他の店舗に在庫を移してしまえばわざわざ利益を減らすようなことをする必要はないはずです。ましてや、今回のような引越しタイプの閉店セールであればなおさらです。次の店舗にもっていって正規の値段で売ればいいのです。しかし、引っ越しにしても、他の店舗に在庫を移すにしても送料がかかります。持っていくものは少ない方がいいわけです。それゆえ、このようなタイプの企業でも閉店セールはあるものと考えら、お引越しタイプの閉店セールでもそれなりの値段で売り切りたいという意向が生じるわけです。
実際の値段は
引越しタイプの閉店ということもあり、インクなどの消耗品系や売れ線の商品はほとんど値引きはなく、10%程度の通常のセールレベルでした。しかしながら、店舗の倉庫にしまわれていたであろう不良在庫系の商品がかなりの値引き価格で販売されていました。
実際に購入したのは、サーモスの水筒、毛玉取り機、小型シュレッダーなどです。不良在庫感がぷんぷんするラインナップですが、Amazonとの価格差が十分に取れ、モノレートでも十分なデータが取れたので仕入れることができました。
閉店セールはタイミングをずらして複数回行く
閉店セールは2週間から1か月ほど開催することが多いかと思います。そのため、私は閉店セールは初期、中期、末期、末期の4回ほど行くようにしています。これは、ブックオフの閉店セールなどでも同様です。理由としては、閉店セール初期に売れ残った商品が中期、末期にかけて割引がなされていくからです。利益が取れると確認できた段階で仕入れていきます。
中期、末期には初期には販売されていなかったような倉庫の奥の奥にあったであろう品物が出てきたりもするので、このあたりもねらい目です。このような商品はかなりの投げ売り価格で販売されることがほとんどですので、積極的に狙っていきましょう。そして、末期は連日行きます。とにかく売り切りたい商品がすごい値段になっていることがあるからです。このあたりは店舗と自宅との距離にもよりますが、運よく近くで閉店セールがあれば、初期、中期、末期、末期で行くことをおすすめいたします。
担当者と話をしてみて
閉店セールの初期に訪問した際に、ある担当者の方から声をかけられました。バーコードを携帯で読み取っていたので、せどりをしているとわかって声をかけてきたものと思います。あるコーヒーメーカーを調べていると、定価40000円が12000円で販売されていました。これは仕入れられるのではとモノレートとAmazonの出品状況を見ていると、かなり値下がりしていて、Amazonでは12000円が最安値でした。
声をかけてきた担当者の方に、「意外と高いですね」というと「そうですね~」との反応。「全部買うから安くなりませんか」と伝えるとバックヤードに戻って確認し、「8000円までなら」と。正直モノレートの波形が悪いので、5000円くらいじゃないと手が出ません。正直に「5000円にはならないですよね?」というと「さすがに・・・」といいつつバックヤードに戻り、「7000円が限界です」との回答がありました。結局買いませんでしたが、処分価格からさらに5000円の値引きまで引き出すことができました。
この担当者の方が言うには、大きめの商品は売れ残る可能性があり、送料もかかってしまうから、できるだけ売り切りたいとのことでした。ちなみにこのコーヒーメーカーは異常に大きいです。そのため、初日から売れ残らないか心配していたとのことです。中期にお店を訪問した時には、最終的にいくらで売ったのかはわかりませんが、売れていて安心しました。
家電量販店の閉店セールは交渉の大チャンス
家電量販店は値引き交渉をするのが一般的になりつつありますが、閉店セールはいつも以上に強気の交渉をしても問題ないと思います。お店側に、いつも以上に売り切りたい気持ちが強いので、チャンスと言えます。